ルート モードは、別々のパブリック IP アドレス範囲の間でトラフィックをルーティングするための NATの代替策を提供します。「ルート モードの設定」のトポロジについて考えます。セキュリティ装置が 2 つのパブリック IP アドレス範囲の間でトラフィックをルーティングしています。
10.50.26.0/24
172.16.6.0/24
ルート モードの設定
172.16.6.0 用のインターフェースでルート モードを有効にすることにより、そのインターフェースの NAT 変換は自動的に無効になり、10.50.26.0 用に設定された WAN インターフェースにすべての送受信トラフィックがルーティングされるようになります。
ルート モードは、LAN、DMZ、および WLAN のゾーンのインターフェースに静的 IP モードを使用する場合に利用できます。DMZ の場合は、レイヤ 2 ブリッジ モードを使用する場合も利用できます。ルート モードは WAN モードでは使用できません。
ルート モードを設定するには、以下の手順に従います。
「エキスパート モード設定」セクションまでスクロールします。
| 標準パケット (既定) | 1500 |
| ジャンボ フレーム パケット | 9000 |
ポートでジャンボ フレームを処理するには、あらかじめジャンボ フレームのサポートを有効にしておく必要があります。ジャンボ フレーム パケットのバッファ サイズの要件により、ジャンボ フレームをサポートするためのメモリ要件は 4 倍になります。
装置で帯域幅管理が有効になっている場合は、「帯域幅管理」セクションが表示されます。このインターフェースで帯域幅管理を設定するには、「インターフェースでの帯域幅管理の有効化」に進みます。
装置は、設定されたインターフェースと選択された WAN インターフェースの両方について「NAT ではない」ポリシーを作成します。これらのポリシーは、より一般的なM21 NAT ポリシーが設定されていても、それらに優先して使用されます。