SonicOS 7 システム --- TZ シリーズ用

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ポート冗長化フェイルオーバー

SonicWall は、リンク障害で接続が失われるのを防ぐために、高可用性 (HA)、負荷分散グループ (LB グループ)、ポート冗長化といった複数の方法を用意しています。装置上でこれらの機能が 3 つとも設定されている場合、リンク障害の際に次の優先順位が適用されます。

  1. ポート冗長化
  2. HA
  3. LB グループ

ポート冗長化と HA を併用すると、ポート冗長化が優先されます。一般に、インターフェース フェイルオーバーは HA フェイルオーバーを発生させますが、そのインターフェースで冗長ポートが利用可能であれば、インターフェース フェイルオーバーが発生しても HA フェイルオーバーは発生しません。プライマリ ポートとセカンダリの冗長ポートが両方ともダウンした場合は、HA フェイルオーバーが発生します (ただし、セカンダリ セキュリティ装置の対応するポートがアクティブであると仮定します)。

ポート冗長化と LB グループを併用しても、やはりポート冗長化が優先されます。1 つのポート (プライマリまたはセカンダリ) の障害であれば、HA の場合と同様にポート冗長化で処理されます。両方のポートがダウンした場合は、LB が作動し、代替インターフェースを探します。