静的 ARP 登録を追加するには、以下の手順に従います。
「静的 ARP 登録」ビューで、プラス記号 (+、静的 ARP の追加) を選択します。「静的登録の追加」ダイアログが表示されます。
装置が、指定された IP アドレスに対する ARP クエリに、指定された MAC アドレスで応答するようにするには、「この登録を公開する」オプションを選択します。このオプションは、既定では選択されていません。
このオプションを使用すると、例えば、セキュリティ装置の MAC アドレスを追加して、その装置で特定のインターフェースのバックアップの IP アドレスに応答できるようになります。このオプションを選択すると、「MAC アドレス」フィールドと「MAC アドレスをバインドする」オプションが淡色表示になります。
「この登録を公開する」を選択した場合は、「保存」を選択します。。
指定された MAC アドレスを目的の IP アドレスおよびインターフェースにバインドするには、「MAC アドレスを割り当てる」を選択します。このオプションは、既定では選択されていません。
このオプションにより、(ネットワーク カードの一意の MAC アドレスで認識される) 特定のワークステーションを、装置上の指定のインターフェースでのみ使用できるようになります。MAC アドレスが 1 つのインターフェースにバインドされた後、装置は次のように動作します。
その MAC アドレスへの追加的な (一意でない) 静的割付を禁止します。
「MAC アドレスを割り当てる」を選択すると、「IP アドレスを動的に更新する」が使用可能になります。
DHCP を動的な IP アドレスの割り当てに使用するときに MAC アドレスをインターフェースにバインドできるようにするには、「IP アドレスを動的に更新する」を選択します、これは「MAC アドレスをバインドする」オプションのサブ機能です。
このオプションを有効にすると、「IP アドレス」フィールドが淡色表示になって 0.0.0.0 に設定され、「MAC アドレス」フィールドが使用可能になり、装置の内部 DHCP サーバによって割り当てられた IP アドレス (IP ヘルパーを使用中の場合は外部 DHCP サーバによって割り当てられた IP アドレス) が ARP キャッシュに格納されます。