SonicOS/X 7.0.1 リリース ノート

バージョン 7.0.1-5080 - 2022 年 9 月

2022 年 9 月

この SonicOS 7.0.1 バージョンは、以前のリリースで見つかった問題に対する修正が含まれた、既存のプラットフォームに対するメンテナンス リリースです。

重要

次のファイアウォール用の SonicOS 7.0.1-5080 より、ユーザは最初のログイン時に既存のパスワードを変更する必要があります: NSa 4700、NSa 5700、NSa 6700、NSsp 10700、NSsp 11700 および NSsp 13700。

サポート対象プラットフォーム

この統合されたリリースのプラットフォーム別バージョンは、以下の通りすべて同一です。

プラットフォーム ファームウェア バージョン
TZ シリーズ 7.0.1-5080
NSa シリーズ 7.0.1-5080
NSv シリーズ 7.0.1-5080
NSsp シリーズ 7.0.1-5080
  • NSa 2700
  • NSa 3700
  • NSa 4700
  • NSa 5700
  • NSa 6700
  • NSsp 10700
  • NSsp 11700
  • NSsp 13700
  • TZ270 / TZ270W
  • TZ370 / TZ370W
  • TZ470 / TZ470W
  • TZ570 / TZ570W
  • TZ570P
  • TZ670
  • NSv 270
  • NSv 470
  • NSv 870

SonicOS NSv の展開は、次のプラットフォームでサポートされます。

  • AWS (BYOL および PAYG)
  • Microsoft Azure (BYOL)
  • VMware ESXi
  • Microsoft Hyper-V
  • Linux KVM

修正された問題点

問題番号 問題の詳細
GEN7-28226 ウェブ管理インターフェースを使用中に、DHCP セクションのテーブルの列ヘッダーを使用しても、値が並び替えされません。
GEN7-23108 VPN 名に特殊文字 "(" が使用できません。
GEN7-29640 「Migration Tool (移行ツール)」を使用して設定をインポートすると、スイッチの設定がインポートされません。
GEN7-30386 インポートされた「すべて」のドメインに割り当てられている LADP ユーザで、ローカルで設定されたグループ メンバーシップがウェブ管理インターフェースに表示されません。
GEN7-30450 仮想オフィス ポータルで LDAP ユーザが失効したパスワードを変更できません。
GEN7-30509 高可用性ペアで、アップロードされたファームウェアの起動は成功しますが、監査ログにはアップロードに失敗と記録されます。
GEN7-30836 モバイル接続で、要件に満たないパスワードに変更したことでログインが失敗した際に、元の SSL セッションがタイムアウトするまで後続の接続が失敗します。
GEN7-30874 WAN 負荷分散環境のネットワーク セキュリティ装置が再起動した後に、DHCP WAN インターフェース上でアグレッシブ モードの VPN トンネルが確立しません。
GEN7-30959 SSL VPN の利用が多い場合、NetExtender の接続が遅くなり、頻繁に切断されます。
GEN7-31374 ネットワーク セキュリティ装置が再起動した際に、W0 が「ネイティブ ブリッジ」モードの場合、0.0.0.10.0.0.254 の新しい動的スコープが作成されます。
GEN7-31453 WAN プローブが失敗してフェイルオーバーしても、ユーザ定義の静的ルートが自動的に無効化されません。
GEN7-31492 要求された接続が WAN 負荷分散インターフェースを使用している場合、高可用性の状態同期が実行され、バックアップ装置が再起動します。
GEN7-31588 デバイス > ログ > 設定」ページで、指定したリソースにログを送信するかどうかをすべての種別に対して無効化または適用するための切り替えボタンが期待通りに動作しません。
GEN7-31660 NetExtender 接続の RDP セッションに対して UDP セッションが有効化されるため、著しいパケット損失が起こり、最終的に切断されます。
GEN7-31760 ユーザ定義ゾーンを削除または編集すると、設定がエクスポートできません。
GEN7-31820 X32 以上のインターフェースでリンク統合制御プロトコル (LACP) が期待通りに動作しません。
GEN7-31846 帯域幅管理を構成し、SSL VPN の「強制トンネル」方式を使用すると、ネットワーク セキュリティ装置のスループットが低下します。
GEN7-31850 WAN 負荷分散環境で WAN 物理プローブが失敗しても、WAN 上のユーザ定義ルートが無効化されません。
GEN7-31884 SSH を使用したコマンドライン インターフェース (CLI) で、RADIUS、LDAP または TACACS+ 認証を使用して複数のログインを同時に試みると、最初の認証が完了した後にユーザ グループ リストが有効ではなくなります。この状態になると、ネットワーク トラフィックに障害が発生し、ウェブ管理インターフェースにアクセスできなくなる可能性があります。
GEN7-31900 DoS 動作プロファイル」ポリシー ページで構成を変更しても、それがログ ファイルに表示されず、監査できません。
GEN7-31907 特定のサードパーティ製スイッチで、自動ネゴシエーションをバイパスするオプションのない 1000BASE-X 自動ネゴシエーションの既定の構成が異なる場合があります。これにより、SonicWall への接続が失敗する場合があります。
GEN7-31909 「ターミナル サービス エージェント (TSA)」で識別された動作中のユーザが「ユーザ状況」ページに表示されません。
GEN7-32311 「レイヤ 2 ブリッジ」モードのインターフェースで、「このブリッジ ペアにトラフィックをルーティングしない」オプションが無効化されている場合、DPI-SSL が正常に動作しません。
GEN7-32325 SSL VPN ポータルのドロップダウン リストに誤ったドメインが複数表示されます。
GEN7-32331 インターフェースへの変更またはそれと同様のイベントが同時に起こると、確立された SSH セッションと試行された新しいセッションの最大数によって、SSH デーモンのスレッドとウェブ サーバが動作を停止する場合があります。
GEN7-32338 SonicWall DHCP サーバが、DHCP リレーの「DHCP リレー情報オプション (オプション 82)」を処理しません。
GEN7-32347 SNMP の「getDeviceInfo」取得が不正なオブジェクト識別子を返します。
GEN7-32348 動作中のユーザが多数いる高可用性環境で、ネットワーク セキュリティ装置が再起動します。
GEN7-32349 ウェブ管理インターフェースの「トポロジ」セクションで、DP エンジンにバッファ アンダーランが発生します。
GEN7-32549 ファームウェアをアップグレードした後に、SSL サーバ証明書がインポートされない場合があります。これにより、DPI-SSL サーバが動作を停止します。
GEN7-32578 混合スケジュール オブジェクトを使用すると、管理者が「ログ自動化」ページを編集できなくなる場合があります。
GEN7-32602 UDP フラッド防御が動作している場合、DNS パケットが破棄される場合があります。
GEN7-32667 バックアップ構成を復元すると、次のエラー メッセージが表示されて WLAN PSK のパスワードが変更できません: WLAN 認証種別: が不正です
GEN7-32718 予定外の更新時間帯にグループ鍵の更新が発生すると、WPA 状態の装置の設定が破壊されます。スケジュールが再実行された後に、無線ユーザが接続できなくなる場合があります。
GEN7-33058 ユーザ > 設定」ページの「ユーザ セッション」タブで、「その他の識別できない接続の場合」の「ユーザ名をログに記録する」を 8 の倍数の値で構成すると、オーバーランが発生する場合があります。
GEN7-33083 セカンダリ WAN インターフェースで SNMP 監視が動作しない場合があります。
GEN7-33237 設定をインポートした後、管理者が PortShield を無効にできなくなり、次のエラーが発生する場合があります: 失敗: 無効化された PortShield ポートは、PortShield 以外に切り替えられません
GEN7-33361 1G 銅線ポートの速度を指定すると、リンク アップの問題が発生する場合があります。
GEN7-33489 1G 銅線ポートの速度を指定すると、リンク アップの問題が発生する場合があります。
GEN7-34407 記憶装置モジュールを交換すると、ファイアウォールの起動が失敗し、致命的なエラーが表示されます。

追加の参考情報

参考として、このリリースで追加で修正された問題点は以下の通りです。

GEN7-5535、GEN7-19446、GEN7-23006、GEN7-24617、GEN7-24696、GEN7-24950、GEN7-25844、GEN7-26264、GEN7-26321、GEN7-26806、GEN7-27200、GEN7-27511、GEN7-28004、GEN7-28117、GEN7-28405、GEN7-28691、GEN7-28771、GEN7-28781、GEN7-28804、GEN7-29052、GEN7-29255、GEN7-29354、GEN7-29357、GEN7-29377、GEN7-29416、GEN7-29612、GEN7-29647、GEN7-29832、GEN7-30328、GEN7-30365、GEN7-30446、GEN7-30451、GEN7-30474、GEN7-30480、GEN7-30508、GEN7-30536、GEN7-30587、GEN7-30617、GEN7-30677、GEN7-30678、GEN7-30695、GEN7-30697、GEN7-30823、GEN7-30876、GEN7-30888、GEN7-30890、GEN7-31017、GEN7-31035、GEN7-31045、GEN7-31072、GEN7-31111、GEN7-31130、GEN7-31220、GEN7-31225、GEN7-31226、GEN7-31239、GEN7-31246、GEN7-31259、GEN7-31270、GEN7-31290、GEN7-31314、GEN7-31316、GEN7-31331、GEN7-31371、GEN7-31485、GEN7-31604、GEN7-31608、GEN7-31611、GEN7-31617、GEN7-31683、GEN7-31687、GEN7-31769、GEN7-31772、GEN7-31776、GEN7-31848、GEN7-31851、GEN7-31906、GEN7-31953、GEN7-31989、GEN7-32053、GEN7-32101、GEN7-32107、GEN7-32116、GEN7-32153、GEN7-32158、GEN7-32250、GEN7-32381

確認されている問題点

問題番号 問題の詳細
GEN7-33502 IPv4 または IPv6 VPN ポリシーで、ローカルとピア IKE ID を削除できません。
GEN7-33585 VLAN インターフェース上で IPv6 VPN が動作しません。
GEN7-33850

IPv6 NDP の登録が更新されないため、PPPoE IPv6 WAN トラフィックが破棄されます。

ネットワーク セキュリティ装置を再起動します。

GEN7-33981 ネットワーク > IPSec VPN > ルールと設定」ページの「設定」タブで「VPN を有効にする」を無効にして再度有効にすると、すべての VPN ポリシーが無効の状態で表示されます。
GEN7-34391 クライアント システムが、IP ヘルパー リレー ポリシーを介して DHCP v6 サーバから IPv6 アドレスを取得できない場合があります。

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