• 世界全体のマルウェア検出数は40億超、第1~第3四半期にわたって横這い
  • マルウェア攻撃数は米国で8%減、EMEA(欧州、中東、アフリカ)で3%増
  • クリプトジャックは世界全体で第1~第3四半期に35%の大幅増、APJ(アジア太平洋、日本)で160%増
  • 世界全体でランサムウェア攻撃数は2021年より31%減少するも、過去5年のうち4年の年間総数を上回る(6億2,330万件)
  • SonicWall利用企業は第1~第3四半期で平均1,014件のランサムウェアを検出、APJでのランサムウェア攻撃数は56%増
  • IT責任者の91%は金銭目当ての攻撃が最大の懸念と回答
  • Capture ATPは、2022年第3四半期のICSA Labs Advanced Threat Defense(ATD)テストで脅威検出スコア100%を7回連続で達成

シンガポール 2022112 世界で最も引用の多いランサムウェア脅威インテリジェンスを提供するSonicWallは、2022年第3四半期までの新しい脅威データを発表しました。SonicWallは世界で40億件以上のマルウェア攻撃を記録しており、2022年の現在までのランサムウェア攻撃数は過去5年のうち4年の年間総数をすでに上回っています。最新の2022年SonicWall脅威に関する意識調査(Threat Mindset Survey)では、企業の91%がランサムウェア攻撃を最も恐れているとの回答を得ており、セキュリティ担当者の不安の高まりを示しています。

SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「セキュリティ担当者の職務は困難になるばかりです。サイバー戦争の前線は絶えず移動し、あらゆる規模の企業に危険が及んでいます。攻撃対象領域の拡大、脅威の増加、現在の地政学的な情勢を考えれば、ベテランのIT担当者でも不安になるのは当然です。SonicWallのパートナーは、最新のサイバーセキュリティツールを駆使し、この変化の激しい時代にもお客様のセキュリティ確保を強力にお手伝いします。」

ランサムウェア攻撃の変化、攻撃手法の進歩、多様化
記録的な高水準となった2021年を経て、2022年の第1~第3四半期はランサムウェア攻撃全体が減少傾向にあります。特に米国では51%も減少しました。しかしランサムウェア攻撃が見つかる場所は次々と移り、前年同期と比べ英国では20%、EMEAでは38%、APJでは56%と大幅に増加しています。アジア太平洋地域では、国際的なサイバー攻撃の最前線が急速に変化しています。具体的に言えば、マルウェア(38%)、不正侵入(6%)、ランサムウェア(56%)攻撃は前年比で緩やかな増加です。SonicWall独自の脅威インテリジェンスでも、2022年第3四半期のランサムウェア攻撃件数が2020年第3四半期以来で最も低いことが裏付けられています。減少傾向とはいえ、SonicWallは年初以来、3億3,840万件のランサムウェア攻撃を検出しています。

現代のランサムウェア攻撃を仕掛けるのは非常に容易になっています。サービスとしてのランサムウェア(RaaS)を使えば、高度な技術を持たないサイバー犯罪者でもダークウェブでランサムウェアキットを買い、経験の浅い組織を狙うことができます。

ランサムウェア攻撃者はビジネスモデルを多様化させるとともに、ランサムウェア攻撃サービスに対する需要の増加を受けてネットワークも拡大しています。そして闇市場で販売されるツールやリソースの爆発的な増大につながっています。SonicWallの調査データによれば、企業はランサムウェア攻撃の手軽さを懸念し、89%は金銭的な動機による脅威を恐れています。

SonicWallの新興脅威エキスパートであるイマニュエル・チャボヤは、次のように述べています。「ランサムウェアは過去5年間、量だけでなく攻撃の形でも警戒すべき速度で進化しています。第3四半期の最新データは、犯罪者がますます巧妙に新しいウイルスを開発し、攻撃の標的を絞っていることを示しています。」

APJの展望についてSonicWallのアジア太平洋・日本(APJ)地域販売担当バイスプレジデントであるデバシシ・ムクヘルジーは次のように述べています。「APJに関する第3四半期の最新データは、攻撃方法だけでなく標的に関してもサイバー脅威情勢の著しい進行を示しています。誰もがサイバー攻撃の標的であるため、引き続き万が一に備えて復旧のリソースを準備し、データのセキュリティを確保することが不可欠です。」

クリプトジャックやIoTマルウェアが引き続き増加傾向
銀行や商社などの金融機関を標的とし、サイバー攻撃によってコンピューターシステムを悪用することで、暗号通貨を不正にマイニングするハッカーが増えています。クリプトジャックは世界全体で第1~第3四半期に35%増と大幅に増加しました。特にEMEAでは377%増、APJでは160%増加しています。

ネットワークに接続されるスマートデバイスが日々増えるにつれ、IoT(モノのインターネット)のセキュリティに対するニーズも高まっています。IoTデバイスがネットワークに接続する方法は複数あるため、攻撃の経路も複数あります。IoTマルウェアは世界で92%増加し、APJでは82%、北米では200%増加しました。

Solutions Granted, Inc.(SGI)の最高経営責任者(CEO)であるマイケル・クリーン氏は次のように述べています。「世界で140万個以上のエンドポイントがデータを収集する現在、SonicWallは多くのデータで新しい脅威の動向を示し、サイバー脅威情勢に何が起こっているかを伝えてくれます。知識は力であり、SonicWallの独自データはSGIが常に情報を得、お客様に有用なアドバイスを提供する原動力です。SGIはSonicWallの調査を駆使して、お客様の安全を守る有効な手段を開発しています。」

機械学習で「未知の」マルウェアの亜種をブロック
SonicWallの特許取得済みReal-Time Deep Memory Inspection™(RTDMI)テクノロジーは、2022年第1~第3四半期に373,756件の「未知の」マルウェア亜種を特定しました。これは前年同期比22%増となります。

このような未知のマルウェア亜種の1つが、2022年10月に香港の政府組織を標的としていることが発見された「Spyder Loader」です。SonicWall RTDMIはこのマルウェア亜種を事前に検出し、SonicWall Capture Labsの脅威研究者が2021年3月にSonicAlertで初めて分析を発表しました。これはRTDMIの高い機械学習性能を示しています。

SonicWall Capture ATPが「完璧な脅威検出」を達成
2022年10月、RTDMI技術を採用したSonicWall Capture Advanced Threat Protection(ATP)は、2022年第3四半期のICSA Labs Advanced Threat Defense(ATD)テストで脅威検出スコア100%を7回連続で達成し、11回連続で認証を取得しました。ICSA Labsでは独立した第三者機関として、数時間前に作成された「未知」のマルウェアサンプルを使用してSonicWallのソリューションをテストしました。

SonicWallのセキュリティの有効性、およびCapture ATPの完璧な脅威検出スコアの詳細は、SonicWall.com/ICSAをご覧ください。

SonicWall Capture Labsとは

SonicWall Capture Labsの脅威研究者は、約215の国や地域をカバーした100万を超えるセキュリティセンサーなど、世界各地のデバイスとリソースで構成されるSonicWall Capture Threatネットワークから脅威情報を収集し、分析および検証します。10年以上前に世界で初めて人工知能を脅威の調査と保護に使用したSonicWall Capture Labsは、このデータを厳密にテストおよび評価することで、電子メールの送信者とコンテンツの評判スコアを設定し、新しい脅威をリアルタイムで識別します。

SonicWallについて
SonicWallは、Boundless Cybersecurityを提供することにより、誰もがリモート/モバイルで危険にさらされながら仕事をするという超分散化時代のビジネスの現実に対処します。SonicWallはシームレスな防御を提供し、非常に巧妙なサイバー攻撃を阻止します。これによって、無限に存在する脆弱性ポイントすべてを保護し、リモートワークやモバイル化、クラウド利用を活発に進める人員を守り、ひいてはビジネスのニューノーマルに対応すべくモバイル化を進める組織のセキュリティを確保します。未知の領域を探求し、リアルタイムの可視性を提供しながら経済の大躍進を実現しているSonicWallは、サイバーセキュリティ業務上の課題を解決して世界中の企業や政府、中小企業をサポートします。詳細にご興味をお持ちの方は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、TwitterLinkedInFacebookInstagramで当社をフォローしてください。

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February 21, 2024

SonicWallの脅威データがサイバー攻撃の深刻さと マネージドサービスプロバイダー(MSP)の重要性を明らかに

サイバー犯罪者の手口の多様化に伴い、侵入の試みの総数が増加(+20%) – 世界中で攻撃が増加 ランサムウェアは年間を通じて増加(下半期は+27%)、夏季がピーク(+37%) クリプトジャックの総数 – 全世界で+659%の急増 IoTエクスプロイト(+15%)と暗号化された脅威(+117%)も増加傾向 SonicWallは29万3,989件の「未知の」マルウェア亜種を発見 – 1日あたり805件 カリフォルニア州ミルピタス — 2024年2月21日 — SonicWallは本日、2024年版SonicWall年次サイバー脅威レポートを発表しました。本レポートは、デジタル攻撃者による様々なサイバー行動と傾向を明らかにし、パートナー企業がデータに基づくソリューションを構築し、顧客の安全を守るための支援を提供する目的で作成されました。2023年は、危険で適応力があり、巧みなデジタル脅威の年となりました。サイバー犯罪者は執拗に攻撃を続けており、組織は新たな防御手段を求めています。 IT部門へのプレッシャーを軽減するために、マネージドサービスプロバイダー(MSP)を検討する組織が増えています。マネージドサービスは、組織に人的なセキュリティ層を加え、アラートによる疲労を緩和し、貴重なリソースと時間を本業にあてるために利用できる、革新的なソリューションです。 SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「SonicWallの2024年版脅威レポートでは、サイバー犯罪者は新しい手法やプラットフォームを駆使しており、脅威の状況はより複雑かつ深刻化していることが明らかになりました。また、従来型のネットワークセキュリティでは不十分であることも明らかになっています。セキュリティ担当者は、膨大な数のサイバー攻撃に対処してエンドポイントからクラウドまでを保護するための支援を必要としています。特にクラウドは、企業にとって不可欠となっており、MSPの役割は、技術的な保守から、顧客のセキュリティ体制を強化させる方向にシフトしています。」 侵入の総数は増加しており、前年同期比でほぼ10億回増加しました。世界全体のクリプトジャックの件数は659%増加し、暗号化された脅威も117%増加しました。これは、サイバー犯罪者がより発見されにくく、リスクの少ない手法を選択して悪意ある活動を行っているためです。このデータは、サイバー脅威が執拗であり、進化を続けている状況を示しています。また、企業はセキュリティ戦略を継続的に更新し、脅威を迅速に特定して対処できるよう、マネージドサービスプロバイダー(MSP)の活用が推奨されています。 進化、多様化する攻撃経路 SonicWallのマネージドセキュリティサービス担当上級副社長であるマイケル・クリーンは次のように述べています。「企業が最も大切な資産を守るためには、常に警戒を怠らず、プロアクティブなサイバーセキュリティ対策を講じ、実際に問題となる脅威を注視する必要があります。今日の組織はエンドツーエンドでマネージドな脅威保護を提供する包括的なアプローチを望んでいます。MSPは、顧客が自信と耐久力を持って激動のサイバーセキュリティ情勢を乗り切れるよう支援することができ、これがMSPに競争上の優位性をもたらします。」 サイバー犯罪者や国家は、重要インフラへのアクセス能力を高めています。脅威の情勢はさらに複雑になり組織はセキュリティの必要性を再評価せざるを得なくなっています。2023年下半期には、集中的なランサムウェアによる活動(+27%)が確認されました。さらに、IoTエクスプロイト(+15%)、侵入の試み(+20%)、暗号化された脅威(+117%)といったその他の多様な攻撃が世界中で増加傾向となっています。 Compass MSPのCTOであり、SonicWallの長年のパートナーであるアレックス・ツカノフ氏は次のように述べています。「サイバー脅威がますます巧妙化している現代において、MSPは顧客を保護し、顧客が自社のビジネスにより多くの時間を費やせるように支援する最前線の防御策です。新しい脅威が毎日出現している中で、MSPはSonicWallの脅威レポートに示されているような脅威への洞察を活用し、顧客の安全を確保するために必要な具体的なプランを構築しています。」 ソニックウォール・ジャパン株式会社 代表取締役社長 北川 剛は次のように述べています。 「脅威の状況は拡大し続けており、脅威をもたらす攻撃者はその戦術を進化させ、利用可能なあらゆるツールを使い邪悪な手段を実行し続けています。SonicWallは、日々の研究に基づく実用的な洞察を提供するだけでなく、当社のロードマップを推進し、パートナー様を支援するソリューションを構築するためのサイバー脅威レポートを発行し続けています。あらゆる組織、企業がターゲットとされる可能性が高まり続けている今、昨日までの安全策ではもはや十分ではありません。」 中小企業から大企業に至るまで脅威は依然として増加 ランサムウェアが依然として脅威であることは確かですが、SonicWall Capture Labsの脅威研究者は、中小企業、政府機関、大企業を特に標的とする幅広い活動が2024年に増加すると予想しています。SonicWallのセンサーは、毎日19,000件以上の脅威を特定し、防止しています。 2024年版のSonicWallサイバー脅威レポートでは、さまざまなサイバー脅威に関する情報を提供します。 マルウェア — 2023年の全世界でのマルウェアの総数は11%増加しました。中南米(+30%)と米国(+15%)で大きく増加しています。意外にも、ヨーロッパでは減少しており(-2%)、英国は-28%という最も大きな減少率となりました。 ランサムウェア — 年間を通して36%の減少が見られましたが、夏季と下半期は強い反発が示され、夏季は、前年同期比で+37%の急増でした。 IoTエクスプロイト – 全世界の総数は15%増加しました。コネクテッドデバイスの急速な増加に伴い、サイバー犯罪者がさまざまな組織への攻撃に使用できる脆弱な経路としてこれらを標的にしています。 暗号化された脅威 — 昨年サイバー犯罪者が採用していたもう1つの発見されにくい手段は暗号化された脅威であり、世界全体で急増しています(+117%)。 特許取得済みのRTDMIが29万4,000件の「未知の」マルウェア亜種を発見 SonicWallの特許取得済みReal-Time Deep Memory InspectionTM(RTDMI™)テクノロジーは2023年、合計29万3,989件の「未知の」マルウェア亜種を特定しました。毎日約800種類の新しい亜種が発見されており、脅威の情勢は複雑なままです。 SonicWallの詳細および2024年版SonicWallサイバー脅威レポート全文はwww.sonicwall.com/threatreportをご覧ください。 SonicWall Capture Labsとは SonicWall Capture Labsの脅威研究者は、世界中の約215の国と地域をカバーした100万を超えるセキュリティセンサーを含む、世界各地のデバイスやリソースから成るSonicWall Capture Threatネットワークを通じて脅威情報を収集、分析、検証しています。10年以上前に世界で初めて人工知能を脅威の調査と保護に使用したSonicWall Capture Labsは、収集したデータを厳密にテストし評価することで、電子メールの送信者とコンテンツの評判スコアを設定し、新しい脅威をリアルタイムで識別します。 SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter, LinkedIn, Facebook and Instagramで当社をフォローしてください。

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February 8, 2024

SonicWall、マネージドエンドポイントサービスによってより高い柔軟性を提供する公約を実現

SonicWallは24時間年中無休のセキュリティオペレーションセンター(SOC)によってマネージド検出/応答(MDR)ソリューションを強化し、一連のマネージドソリューションでパートナーの成長を推進 カリフォルニア州ミルピタス — 2024年2月8日 —SonicWallは、大切なチャネルパートナーからのフィードバックを活用し、MSP向けにカスタマイズされた多数のマネージドサービスを初めて提供することを発表しました。SonicWallはエンドポイントベンダーをマネージド検出/応答(MDR)ソリューションに加え、SonicWall Capture ClientまたはWindows Defenderを提供する新規および既存のMSP向けの共同管理セキュリティサービスを構築します。 SonicWallプラットフォームの拡張に応じて、お客様はファイアウォールからクラウドセキュリティまで、すべての管理対象向けのマネージドセキュリティ製品が増え続けることを期待できます。1社のベンダーだけでサイバーセキュリティのあらゆる側面に対応することは不可能です。脅威はあまりにも数が多く、きわめて巧妙で、種類も非常に多様なためです。サイバーセキュリティの強化には、業界全体の協力とコラボレーションが不可欠です。そのために、SonicWallは自社のポートフォリオだけでなくサードパーティのベンダー/パートナーとも緊密な統合が可能なサイバーセキュリティプラットフォームの構築に取り組んでいます。 SonicWallのCEO兼社長であるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「目覚ましい勢いが当社のビジネス全体に広がり、成長中の当社のMSPのコミュニティまでマネージドサービスを拡大できることをうれしく思っています。当社はコミュニティの声に耳を傾けました。そして、エンドポイントを選ばないソリューションを提供する予定です。そのことに対するフィードバックは圧倒的に肯定的なものでした。パートナーを支援するという当社の取り組みは確かなものであり、当社は、現在の勢いを持続させるために必要なワールドクラスのセキュリティプラットフォームを構築し続けます。」 SonicWallのMDRサービスにより、組織は複数の次世代型アンチウイルス(NGAV)と組み合わせることで自社のビジネスに適したツールを柔軟に選択できます。すべてのNGAVユーザーは、SonicWallの専任のSOCチームから、同一の24時間365日の監視、脅威ハンティング、異常検出のサービスを受けることができます。現時点では以下のNGAVがサポートされています。 Capture Client、SonicWallの高度なEDRソリューション Windows Defender SentinelOne Cylance 多くの場合、MSPには24時間体制でアラートを監視するチームがありません。そのため、重要なアラートを受信してから防御措置を取るまでの間に遅延が発生する可能性があります。また、誤検出のノイズの中から本当の問題を特定することが難しい場合があるため、アラート疲れも問題になる可能性があります。SOCを追加することによって24時間年中無休の監視が提供されるため、いつアラートが通知されても見逃すことがなくなります。その結果、より迅速な対応が可能になり、MSPとその顧客の両者の全体的なセキュリティが向上します。また、SonicWallは2024年の第2四半期にEMEA(欧州、中東、アフリカ)を拠点とするSOCも展開する予定です。 SonicWallの最新の発表は、社会のニーズを重視し、柔軟で包括的なサービスによってパートナーの成長を促進する戦略に沿ったものです。また、人工知能(AI)やその他のテクノロジーを規模拡大や質の高いサービスの促進のために世界レベルで活用するという大きな計画とも一致します。 SonicWallのマネージドサービス担当上級副社長であるマイケル・クリーンは次のように述べています。「現代のMSPは、ポイントソリューションよりもマネージドセキュリティのプラットフォームを必要としています。SonicWallは、MSPに自信と耐久力を持って激動のサイバーセキュリティ情勢を乗り切っていただけるよう、総合的なアプローチでエンドツーエンドのマネージド脅威に対応し、明確な競争力を提供します。」 組織は、ネットワーク全体で攻撃者の行動を特定するための人的なセキュリティのレイヤーを切実に必要としています。今回の新しいサービスにより、お客様は毎日24時間体制の監視、完全なネットワークの可視性、プロアクティブな脅威検出機能、高度な保護を手に入れて、脅威を確実に特定して根絶できるようになります。 勢いづくSonicWal SonicWallは、パートナーの成長を推進するマネージドサービスを追加することによって重要なマイルストーンを達成しました。さらに、Banyan Securityの買収によって、レガシーアーキテクチャに代えてゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)を含むSSEソリューションの導入を検討している中小企業向けに、Fortune 100の主要企業が信頼しているゼロトラストセキュリティが追加されることになり、SonicWallの最新のリモートワーカー向けのクラウドセキュリティプラットフォームが強化されました。 詳しくはこちらをご覧ください:https://www.sonicwall.com/products/managed-detection-and-response/. SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter, LinkedIn, Facebook and Instagramで当社をフォローしてください。

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January 3, 2024

SonicWall、SASEの提供を加速、実績あるクラウドセキュリティプロバイダーを買収

SonicWall、Banyan Securityの買収により、最新のリモートワークフォース向けのクラウドセキュリティプラットフォームをさらに強化 カリフォルニア州ミルピタス — 2024年1月3日 — サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるSonicWallは本日、最新のワークフォース向けセキュリティサービスエッジ(SSE)のリーディングプロバイダーであるBanyan Securityの買収を発表しました。これにより、レガシーアーキテクチャに代えてゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)を含むSSEソリューションの導入を検討している中小企業向けに、Fortune 100の主要企業が信頼を寄せるゼロトラストセキュリティが追加されることになり、SonicWallのポートフォリオがさらに充実したものとなります。 SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「サイバーセキュリティの焦点は、クラウド時代の進化し続ける脅威の状況に適応できる、よりダイナミックなソリューションに移りつつあります。長年にわたり、ファイアウォールはサイバーセキュリティ防御の要でした。しかし、クラウドコンピューティングとセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)の台頭により、業界では、SSEやZTNAを必須とする、より包括的で柔軟なアプローチへと軸足が移りつつあります。SonicWallとBanyan Securityが一体となり、クラウドベースのセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)ソリューションを提供します。これをご利用いただけば、パートナーの皆様は、顧客のクラウドジャーニーのあらゆる段階にも対応できるセキュリティアーキテクチャを提供することができます。」 Banyanのテクノロジーは、SonicWallのポートフォリオのクラウドへの拡張をさらに推進し、パートナーとその顧客にさらなる柔軟性を提供します。これは、SonicWallのサイバーセキュリティプラットフォームの継続的開発にとってのカギとなります。今回の買収は、ネットワーク、エンドポイント、ワイヤレス、クラウドEメール、脅威インテリジェンスを単一のマルチテナント型ポータルに統合するというSonicWallの「ベストオブスイート」戦略に沿ったものです。また、このプラットフォームにより、ワークフローがシンプル化され、脅威の可視性が統一されるため、サービスプロバイダーとエンドユーザーが本当に重要なことに集中できるようになります。 SonicWallのパートナーであるLogicallyの最高責任者(CEO)、ジョシュア・スキーンズ氏は次のように述べています。「数十年にわたり、SonicWallは最先端のサイバーセキュリティソリューションを提供し、パートナーのサポートにおいて極めて重要な役割を担ってきました。クラウドファースト戦略を求める明らかな要望を受けて、同社は今、それをクラウドにまで拡大しようとしています。企業がクラウド化に舵を切る際にはハイブリッド展開が必要となりますが、そこで理想的な立ち位置にあるのがSonicWallです。私たちは、SonicWallと共に、この新時代におけるビジネスの成功を支援できることを嬉しく思います。」 ハイブリッドワークおよびリモートワークの従業員が自宅、バーチャルオフィス、喫茶店で仕事をするようになると、ますます複雑化するネットワークで重要なビジネスアプリケーションにアクセスすることになるため、新たな課題が浮上してきます。このように増え続ける相互接続されたアクセス面のセキュリティを確保するため、企業はゼロトラストモデルを採用してセキュリティを近代化する必要に迫られています。多くの場合それは、レガシーアーキテクチャに代わるものとして採用されています。 今回の発表は、SonicWallによるSolutions Granted, Inc.(SGI)の買収に続くものです。同社の買収では、マネージドサービスプロバイダーおよびマネージドセキュリティサービスプロバイダー向けにカスタマイズされた最新のマネージド検出/応答サービスの販売チャネルへの提供が強化されました。 追加情報 SonicWall、ならびにSonicWallの最新の買収に関する詳細については、SonicWallのプラットフォームビジョンに関するウェビナーでご紹介しています。ぜひご参加ください:https://www.brighttalk.com/webcast/5052/603349 この買収は2023年12月26日付で完了し、Moelis & CompanyがSonicWallの独占的な財務アドバイザーを務めました。 SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramで当社をフォローしてください。 Banyan Securityについて Banyan Securityは、VPNのようなネットワーク中心のソリューションに依存することなく、従業員、開発者、サードパーティ向けのインフラストラクチャおよびアプリケーションへの「どこからでも作業できる」安全なゼロトラストアクセスを提供しています。詳細な可視性により実用的なインサイトが提供されるほか、デバイスの信頼スコアリングと最小権限アクセスによる継続的承認により、エンドユーザーの生産性を損なうことなく最高レベルの保護が提供されます。Banyan Securityは、金融、ヘルスケア、製造、テクノロジーなどさまざまな業界にわたり何万人もの従業員を保護しています。詳細はwww.banyansecurity.ioをご覧ください。

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November 16, 2023

SonicWall、MSP/MSSP専用のマネージド検出/応答(MDR)サービスを買収

Solutions Granted, Inc.の買収によりサイバーセキュリティ製品群を拡大し、コスト効果と柔軟性に優れたテクノロジー主導型マネージドセキュリティを展開カリフォルニア州ミルピタス — 2023年11月16日 — サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるSonicWallは本日、大手マネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)であるSolutions Granted, Inc.(SGI)の買収を発表しました。これにより世界クラスのサイバーセキュリティソリューションを多数のマネージドサービスプロバイダー(MSP)に提供します。今回の買収は、パートナーを重視するSonicWallの姿勢を強調し、米国に拠点を置くサービスとしてのセキュリティオペレーションセンター(SOCaaS)のほか、MSP/MSSP専用のマネージド検出/応答(MDR)やその他のマネージドサービスをポートフォリオに追加します。 SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「デジタル脅威のトリアージをMDRやその他のマネージドサービスに任せるITチームが増えており、この極めて重要なニーズに応えることをうれしく思います。SonicWallとSolutions Grantedは経済的な脅威防御ソリューションでセキュリティ/テクノロジーサービスプロバイダーをサポートし、世界クラスの包括的な自動脅威検出/応答サービスを通じてお客様の環境全体のセキュリティ管理を合理化します。」 今回の買収は、社会のニーズを重視し、柔軟で包括的なサービスでパートナーの成長を促進するSonicWallの戦略に沿ったものです。 Solutions Grantedの最高経営責任者(CEO)であるマイケル・クリーン氏は次のように述べています。「Solutions Grantedは、MSP/MSSPの事業の本質を理解し、お客様に自信と耐久力を持って激動のサイバーセキュリティ情勢を乗り切っていただけるよう、総合的なアプローチでエンドツーエンドのマネージド脅威に対応します。現代のMSPおよびMSSPは、ポイントソリューションよりもマネージドセキュリティのプラットフォームを必要としています。SonicWallとSolutions Grantedの組み合わせは、特化したサービスにより現代のパートナーの皆様に競争上のメリットを提供します。」 現代のサイバーセキュリティパートナーは、ネットワーク、エンドポイント、サーバー、クラウドを含め、お客様の環境全体で新しい脅威を速やかに発見し、対応する高度な自動化ソリューションを必要としています。SonicWallとSolutions Grantedは、最新のAI技術を活用し、非常に強力で差別化されたサービスを提供すると期待されます。 MSPであり、SonicWallとSGIの長年のパートナーであるDTM Consultingの社長、ダン・ブラウン氏は次のように述べています。「20年以上SonicWallと提携し、Solutions GrantedのMDRおよびその他のマネージドサービスに経験を持つ当社から見れば、これはSonicWallのポートフォリオの大きな前進です。今の経済情勢で、脅威情勢の悪化に直面するマネージドサービスのプロバイダーにソリューションを提供するには、ベンダーにこれまで以上の柔軟性が必要です。SonicWallとSolutions Grantedの組み合わせは、パートナー各社が世界中でサイバーセキュリティソリューションへの需要に応えるのを助けることでしょう。」 SonicWallおよび最新の買収の詳細は、こちらのウェビナーにご参加ください:https://www.brighttalk.com/webcast/5052/600250 SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramで当社をフォローしてください。 Solutions Granted, Inc.について Solutions Grantedは、北米のMSPやMSSPを対象とし、長期契約なしでのサイバーセキュリティソリューション提供に努めるマスターマネージドセキュリティサービスプロバイダー(Master MSSP)です。Solutions Grantedは多くのセキュリティレイヤーに加え、米国を拠点とする24時間年中無休のセキュリティオペレーションセンター(SOC)を誇ります。Solutions Grantedはチャンネルビジネスの確固たるリーダーとして、近年、CRN Security 100(2019、2020、2021、2022、2023)、Top 100 MSSP(2018)、Top Global MSSP(2019、2020、2021、2022)、Blackberry Cylance MSSP Partner of the Year(2018、2019、2020、2021、2022)など多数の業界賞を受賞しています。詳細はwww.SolutionsGranted.comをご覧ください。

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