元の日本語状態へダウングレードされる際はセーフモードから対象の日本語ファームウェアをアップロードし、工場出荷時状態で起動するようお願いいたします。その上でアップグレード前に取得しておいた設定ファイルをインポートしてください。
(例)7.0.1-5080(日本語)から7.0.1-5111(英語)へアップグレードしてしまったので、7.0.1-5080(日本語)へダウングレードする場合
1. 7.0.1-5080(日本語)のファームウェアをMySonicWALLからダウンロードする
2. 機器にセーフモードでログインする
3. 7.0.1-5080(日本語)のファームウェアをセーフモードにてアップロードし、「工場出荷状態」で起動する
4. 7.0.1-5080(日本語)の工場出荷状態で起動してきた機器にログインする
5. 7.0.1-5080(日本語)から7.0.1-5111(英語)へアップグレードする前にエクスポートしておいた設定ファイルをインポートする
※SonicOS 6.5も流れは同じです。
【復旧手順】
1. MySonicWALL(https://www.mysonicwall.com/)よりダウングレードしたい対象ファームウェアファイルをダウンロードします(下記ナレッジベース1参照)。
2. セーフモードでログインします(SonicS 6.5は下記ナレッジベース2のみ、SonicOS 7は2と3両方参照)。
3. FIRMWAREタブ > Firmware Images へ移動します(SonicS 6.5はタブはありませんのでファームウェアの管理が開いている状態です)。
3. Upload Firmware(ファームウェアのアップロード)よりダウングレードしたい対象の日本語ファームウェアをアップロードします。
4. Uploaded Firmware Version(アップロードされたファームウェア)の起動アイコンを選択し、[Boot firmware SonicOS 7.0.1-5080-R3248-j3406 with Factory Default Configuration] の方を選択してください。SonicOS 6.5は「 (工場出荷時の設定)」と付いているものを選択してください。
・SonicOS 7
・SonicOS 6.5
5. 警告が出ますのでOKをクリックします。
・SonicOS 7
・SonicOS 6.5
6. 機器が再起動するまでしばらく待ちます。
・SonicOS 7
・SonicOS 6.5
7. 工場出荷状態で機器が立ち上がってきたらログインします。工場出荷状態となっていますので「SonicWallを手動で構成するには、ここをクリックします」の方を選択します。
・SonicOS 7
・SonicOS 6.5
8. デバイスタブ > 設定 > ファームウェアと設定(SonicOS 6.5は管理タブ > ファームウェアとバックアップ > ファームウェアの管理とバックアップ)へ移動します。エクスポートしておいた設定ファイルを「構成のインポート/エクスポート」(SonicOS 6.5は「設定のインポート/エクスポート」)よりインポートしてください。
・SonicOS 7
・SonicOS 6.5
9. 英語ファームウェアになる前の状態に戻りましたので、改めて日本語ファームウェアを使用してアップグレードを実施します。
◆参考ナレッジベース◆
【注意点】
◆工場出荷イメージで起動しますとライセンス情報はリセットされますのでMySonicWallの再登録が必要です。
◆エクスポートした設定ファイルには管理者パスワードが含まれておりませんのでインポート後に必要に応じて再設定してください。
また、SSLサーバ証明書やルートCA証明書も含まれておりません。サードパーティ製の証明書をインポートしている場合はインポートしてください。