SonicWall SMA 10.2.0.10 には、以前のリリースで見つかったさまざまな既知の問題に対する修正が含まれています。詳細については、「修正された問題点」セクションを参照してください。このリリースは、これまでの SMA 10.2 リリースのすべての機能と修正された問題点をサポートします。
SMA 装置をアップグレードする前に、次のナレッジ ベース記事を参照してください。
SonicWall SMA 10.2.0.10 は、以下の SonicWall 装置でサポートされます:
SMA 200/400
SMA 210/410
ESXi 用 SMA 500v (ESXi 用 SonicWall SMA 500v は、VMware ESXi 5.0 以降への展開がサポートされています)
Hyper-V 用 SMA 500v (Hyper-V 用 SonicWall SMA 500v は、Hyper-V Server バージョン 2016 と 2019 以降への展開がサポートされています)
AWS 用 SMA 500v
Azure 用 SMA 500v
SMA 10.2.0.10 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。
CSC にログインするには、cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。
SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。
詳細については、次を参照してください: プラットフォーム別の機能サポート.
すべての SonicWall SMA 装置が主要な Secure Mobile Access 機能をサポートしていますが、すべての SonicWall SMA 装置上ですべての機能がサポートされるわけではありません。SonicWall SMA 装置は、以下を含むほとんどの主要な Secure Mobile Access 機能を共有します。
仮想オフィス
NetExtender
アプリケーション オフロードと負荷分散
ウェブ アプリケーション ファイアウォール
地域 IP とボットネット フィルタ
エンド ポイント制御
キャプチャ ATP
CSC 管理とレポート
「修正された問題点」に一覧されている問題のメンテナンス修正。
このセクションでは、本リリースで修正された問題点のリストを示します。
| 問題番号 | 問題の詳細 |
|---|---|
| SMA-3141 | AJAX 呼び出しで 403 エラーが発生します。 |
| SMA-3240 | 10.2.0.8 ファームウェアにアップグレードした後、Windows と Mac OS 上で HTTP リソースが停止します。 |
| SMA-3361 | ユーザ裁量オプションを有効にすると、パスワード変更オプションが動作しません。 |
| SMA-3390 | SMA 500v 装置の状況ページで、地域の位置が「不明」と表示されます。 |
| SMA-3568 | SonicWall SSL-VPN NetExtender Windows クライアント v10.2.322 にバッファ オーバーフローの脆弱性があります。 |
| SMA-3606 | SMA100 OpenSSL CVE-2022-0778 DoS の脆弱性 |
| SMA-3610 | NetExtender OpenSSL CVE-2022-0778 DoS の脆弱性 |
このセクションでは、本リリースで確認されている問題点のリストを示します。
| 問題番号 | 問題の詳細 |
|---|---|
| SMA-3652 | ライセンスのアップグレードが VM 装置でサポートされません。ライセンス テキスト ボックスの手動アップグレードが Hyper-V、Azure と AWS で利用できます。 |