SonicOS 7 システム --- TZ シリーズ用

インライン レイヤ 2 ブリッジ モード

この方式は、既に装置が備わっているネットワークで、ネットワークに大きな変更を加えずに装置のセキュリティ サービスを利用したいという場合に便利です。装置をレイヤ 2 ブリッジ モードで使用することにより、X0 および X1 インターフェースが同じブロードキャスト ドメイン/ネットワーク (X1 WAN インターフェース) の一部になります。

この例は、Hewlett Packard ProCurve スイッチング環境にインストールされた装置を表しています。SonicWall は HP の ProCurve Alliance のメンバーです。詳細は https://www.hpe.com/us/en/networking.html を参照してください。

HP の ProCurve Manager Plus (PCM+) および HP Network Immunity Manager (NIM) サーバ ソフトウェア パッケージを使用すると、装置の諸機能やスイッチを管理できます。

インライン レイヤ 2 ブリッジ モードを設定するには、以下の手順に従います。

  1. ネットワーク | システム > インターフェース」に移動します。
  2. X0 (LAN) インターフェースの設定アイコンを選択します。
  3. インターフェースの編集」ダイアログで、「IP 割り当て」を「レイヤ 2 ブリッジ モード (IP ルート オプション)」に設定します。オプションが次のように変化します。
  4. ブリッジ先:」インターフェースを「X1」に設定します。
  5. ブリッジ ペアですべての非 IP トラフィックを遮断するには、「すべての非 IP トラフィックを遮断する」を選択します。このオプションは、既定では選択されていません。
  6. トラフィックがブリッジ ペアでルーティングされないようにするには、「このブリッジ ペアにトラフィックをルーティングしない」を選択します。このオプションは、既定では選択されていません。
  7. ブリッジ ペアでトラフィックのスニッフのみを行う場合は、「このブリッジ ペアのトラフィックのみスニフする」を選択します。このオプションは、既定では選択されていません。
  8. ブリッジ ペアでステートフル検査が行われないようにするには、「このブリッジ ペアでステートフル インスペクションを無効にする」を選択します。このオプションは、既定では選択されていません。
  9. インターフェースが HTTPS および SNMP 用に設定されていて、PCM+/NIM で DMZ から管理できるようになっていることを確認します。
  10. 残りのオプションは通常どおりに設定します。
  11. OK」を選択すると、変更内容が保存されて有効になります。

LAN から WAN へのトラフィックおよび WAN から LAN へのトラフィックが許可されるようにアクセス ルールを変更することも必要です。そうしないと、トラフィックがうまく通りません。DMZ 上に PCM+/NIM サーバがある場合は、ファイアウォール上でルーティング情報に変更を加える必要もあるかもしれません。

Was This Article Helpful?

Help us to improve our support portal

Techdocs Article Helpful form

  • Hidden
  • Hidden

Techdocs Article NOT Helpful form

  • Still can't find what you're looking for? Try our knowledge base or ask our community for more help.
  • Hidden
  • Hidden