SonicOS 7.3 リリース ノート

バージョン 7.3.2-7010

2026 年 2 月

この SonicOS 7.3.2 バージョンは、以前のリリースで見つかった問題に対する修正も含まれた、既存のプラットフォームに対するメンテナンス リリースです。

重要

  • SonicOS 7.3.2 は、FIPS およびコモン クライテリアに認証されていません。
  • バージョン SonicOS 7.1.x またはそれ以降が動作している SonicWall ファイアウォールは、グローバル管理システム (GMS) で管理できません。
  • SonicOS 7.3.2 から SonicOS 7.0.xSonicOS 7.1.x、および、SonicOS 7.2.x へのダウングレードはサポートされません。
  • SonicOS 7.3.1 (ホットフィックス以外) が動作しているファイアウォールは、SonicOS 7.3.2-7010 へのアップグレードがサポートされます。

    ファームウェアのアップグレード順に関して質問や確認が必要な場合は、サポート チケットを作成することを強く推奨します。

  • NSvSonicOS 7.0.1 から 7.3.2 へアップグレードするには、すべてのプラットフォーム用 NSv の新規インストールが必要です。(詳細については、『7.0.1 から 7.1.X への NSv アップグレード』を参照してください。)
  • 重大な脆弱性に対する最新の更新を常にファームウェアに反映させるには、SonicOS 7.3.2 の「ファームウェアの自動更新」機能を使用します。(詳細については、『ファームウェアの自動更新』を参照してください。)

互換性とインストールの注意事項

  • MySonicWall アカウントが必須です。
  • SonicOS 7.3.2 が動作しているファイアウォールを管理するには、ネットワーク セキュリティ管理 (NSM) SaaS 3.5 が必要です。
  • SonicOS 7.3.2 が動作しているファイアウォールを管理するには、ネットワーク セキュリティ管理 (NSM) オンプレミス 3.5 が必要です。
  • 最も一般的なブラウザがサポートされますが、ダッシュボードの画像をリアルタイムで表示するには、Google Chrome を推奨します。
  • 「資格情報監査」機能は、NSsp 15700 プラットフォームではサポートされません。

NetExtender の互換性およびビルド更新

  • 新しいバージョンのサポート: SonicOS 7.3.2 は NetExtender バージョン 10.3.4 を正式にサポートします。同時に、NetExtender バージョン 10.2.x ブランチとの下位互換性を維持します。
  • アップグレード推奨: 最新のセキュリティ パッチとパフォーマンス最適化を確実に適用するために、すべての NetExtender クライアントをバージョン 10.3.4 へ、できるだけ早くアップグレードされることを強く推奨いたします。
  • 移行および統合の詳細:
    • 現在の状況: 既存のユーザが円滑に移行できるようにするために、SonicOS 7.3.2 には NetExtender バージョン 10.2.341 が引き続き組み込まれています。
    • 今後の予定: 次期ファームウェア リリースにおいて NetExtender バージョン 10.3.4 が既定の組み込みクライアントとなる予定です。

サポート対象プラットフォーム

この統合されたリリースのプラットフォーム別バージョンは、以下の通りすべて同一です。

プラットフォーム ファームウェア バージョン
TZ シリーズ 7.3.2-7010
NSa シリーズ 7.3.2-7010
NSv シリーズ 7.3.2-7010
NSsp シリーズ 7.3.2-7010
  • TZ270 / TZ270W
  • TZ370 / TZ370W
  • TZ470 / TZ470W
  • TZ570 / TZ570W
  • TZ570P
  • TZ670
  • NSa 2700
  • NSa 3700
  • NSa 4700
  • NSa 5700
  • NSa 6700
  • NSv 270
  • NSv 470
  • NSv 870
  • NSsp 10700
  • NSsp 11700
  • NSsp 13700
  • NSsp 15700

SonicOS NSv の展開は、次のプラットフォームでサポートされます。

  • AWS (BYOL および PAYG)
  • Microsoft Azure (BYOL)
  • VMware ESXi
  • Microsoft Hyper-V
  • Linux KVM

新機能

このメンテナンス リリースでは、セキュリティ更新が提供され、既知の問題が修正されています。

修正された問題点

問題番号

説明

GEN7-56576

NSM で種別 14 のログにファイアウォール システム イベント ログが表示されません。

GEN7-56535

CSE 接続用に追加された送信 NAT ポリシーが、再起動後に自動的に削除されます。CSE Access ティアの AIP は動的であるため、CSE コネクタが起動した後にのみ設定されます。デバイス起動時に CSE アドレス オブジェクトが空のままとなり、検証に失敗して NAT ポリシーが追加されません。

GEN7-56477

SSO Terminal Service エージェントの特定の構成により、デバイスが再起動します。

GEN7-56475

Google IdP の SAML 経由で認証されたユーザに、60 分のセッション時間が割り当てられます。

GEN7-56472

文字数が 14、30、46、62 の LDAP 割り当てパスワードを使用すると、AES-256 (PKCS#7 パディング) で暗号化されたパスワードの暗号長計算の不具合により、LDAP のテスト接続およびユーザ認証が失敗します。

GEN7-56452

一部のローカル ユーザが、SAML 経由でログインしているものとして表示されます。

GEN7-56391

CSE GlobalEdge Access ティアからの受信 IP ヘルパー トラフィックが、破棄コード「Packet has unallowed source IP from peer (ピアから許可されていない送信元 IP を持つパケット)」によりファイアウォールで破棄されます。その結果、CSE クライアントはファイアウォール コネクタの背後にあるリソースにアクセスできません。

GEN7-56243

認証後におけるフォーマット文字列の脆弱性 (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55784

Syslog 報告に SSL VPN ユーザのログイン時刻が出力されず、SSL VPN ユーザのログアウトのみが出力されます。

GEN7-55730

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55729

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55728

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55727

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55726

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55724

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55723

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55722

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55721

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55719

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55718

NSM で管理されているファイアウォールで、X1 PPPoE インターフェイスを変更できません。

GEN7-55717

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55703

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55702

認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフロー (SNWLID-2026-0001)

GEN7-55581

外部認証されたゲスト ユーザのセッション有効期限が誤って計算されます。

GEN7-55515 認証後における NULL ポインタ参照解除の脆弱性 (SNWLID-2026-0001)。

GEN7-52883

外部の SonicWall 管理のスイッチを PortShield インターフェースで使用する高可用性構成で、高可用性フェイルオーバーが発生しても、スイッチのスパニングツリー ポートの状況が変更されません。

GEN7-48603

外部の SonicWall 管理のスイッチを PortShield インターフェースで使用する高可用性構成で、高可用性フェイルオーバーが発生しても、スイッチのスパニングツリー ポートの状況が変更されません。

確認されている問題点

問題番号 問題の詳細
GEN7-54726 SSL VPN の IPv6 プールが範囲アドレス オブジェクトの場合、NetExtender に追加される IPv6 ルートが不正確です。
GEN7-54715 地域 IP フィルタ設定ページで「適用」ボタンをクリックすると、何も構成されていない場合に、別のタブの「すべての不明な国を遮断する」オプションが自動的に有効になります。

GEN7-54598

GVC クライアント使用時に、ロックされた IP アドレスのロックが自動的に解除されます。ログインに失敗した後、IPsec VPN がすぐに削除されない接続キャッシュを再利用します。

GEN7-54569

高可用性セットアップにおいて、ロックされた IP アドレスがスタンバイ ノードと同期されません。

GEN7-54564

子ドメインに属する LDAP ユーザをインポートできません。「LDAP ユーザのインポート」をクリックし、一覧からプライマリ サーバを選択すると、子ドメインのユーザがユーザ一覧に表示されません。プライマリ ドメインのユーザのみが表示されます。「すべての LDAP サーバからインポート」を選択すると、構成/学習済みのすべてのサーバからすべてのユーザが一覧に表示されます。

GEN7-54531

HTTPS ポートを 443 からポート 8080 に変更した後、ファイアウォール UI にアクセスできません。これにより、競合が発生します。8080 以外のポートを使用してください。

GEN7-54348

ワンタイム パスワードの長さを変更した後に元の値へ戻すと、次のエラーが発生します: パスワードの最小長は最大長より小さくなければなりません。

GEN7-44977

CLI に、ログ、パケット キャプチャ、脅威ログ、AppFlow 報告に対する記憶装置の割合を調整するコマンドがあります。ただし、これらの機能は実装されていないため効果がありません。

追加の参考情報

GEN7-57023、GEN7-56920、GEN7-56774、GEN7-56606、GEN7-56554、GEN7-56479、GEN7-56431、GEN7-56135、GEN7-56134、GEN7-55817、GEN7-55816、GEN7-55776、GEN7-55757、GEN7-55756、GEN7-55654、GEN7-55190、GEN7-55045、GEN7-54875、GEN7-54423、GEN7-54360、GEN7-51893

確認されている日本語版特有の問題点

このセクションでは、本リリースで確認されている日本語版特有の問題点のリストを示します。

問題番号 問題の詳細
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「デバイス | 設定 > 管理 | 言語」タブやコマンド ライン インターフェース (CLI) などから言語を切替えると、構成設定が破損することがあります。

本リリースのファームウェアは、構成設定を引き継いだ言語の切替をサポートしていません。日本語から英語に切替えて、その後日本語に戻しても構成設定は破損した状態になるので、装置の言語を切替えないでご利用ください。

言語を切替えてしまった場合は、工場出荷時の構成で起動してから、必要な構成設定を行ってください。

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現在使用されているファームウェアのバージョンが、本リリースのファームウェアに対して構成設定を引き継いだアップグレード、およびエクスポートした構成設定ファイルのインポートに対応している場合、工場出荷時の構成で起動してから一度も英語表示の管理ユーザ インターフェースに切替えていない状態でのみそれをサポートします。

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「監視 | AppFlow > AppFlow 報告」ページなどでエクスポートした CSV 形式の接続監視結果ファイルをMicrosoft Excel で開くと、文字化けすることがあります。

Excel が UTF-8 エンコードの CSV ファイルを異なるエンコードで開くために発生します。

エクスポートした CSV ファイルをテキスト エディタ等で開き、BOM 付きの UTF-8 文字エンコードまたは Shift-JIS 文字エンコードで保存します。その後、更新した CSV ファイルを Excel で開きます。

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管理ユーザ インターフェースやメッセージ、出力結果に、英語で表示される箇所があります。