このセクションでは、SonicWall SMA 装置に新しいファームウェア イメージをアップロードし、この新しいファームウェアによって装置を再起動する方法を説明します。
次の旧バージョンから SMA 10.2.1 へのファームウェア アップグレードがサポートされます。
追加の情報に関しては、「https://www.sonicwall.com/ja-jp/support/knowledge-base/upgrade-path-for-sma100-series/190314100423452/」を参照してください。
SonicWall SMA 装置では、以前のファームウェア バージョンにダウングレードしたうえで新しいバージョンの構成設定を使用して装置を直接再起動する操作をサポートしていません。以前のバージョンの Secure Mobile Access ファームウェアにダウングレードする場合は、「Boot with factory default settings (工場出荷時の設定で起動)」を選択する必要があります。その後、以前のバージョンで保存された設定ファイルをインポートするか、手動で再構成することができます。
SonicWall は、メジャー バージョンから次のメジャー バージョンへの段階的なアップグレードプロセスを推奨しています。たとえば、8.0 を実行しているシステムは、バージョン 8.0 から 8.1、次に 8.1 から 8.5、8.5 から 8.6、8.6 から 9.0 に段階的にアップグレードして、その後 9.0 から 10.2 にアップグレードします。バージョンをスキップすることはできますが、お勧めしません。バージョンのスキップは自己責任でしてください。
英語版ファームウェアが実行されている装置で日本語ファームウェアを起動するときなど、異なる言語のファームウェアを起動する場合は、工場出荷時の設定でイメージを再起動しなければなりません。
新しいファームウェア イメージをアップロードして装置を再起動するには、以下の手順に従います
アップロードが完了すると、SonicWall SMA 装置を新しい Secure Mobile Access イメージで再起動できる状態になります。以下のいずれかを実行します。
現在の設定でファームウェア イメージを再起動する場合は、「New Firmware (新しいファームウェア)」行の上にマウスを移動し、右側の起動アイコンをクリックして、「BOOT FIRMWARE (ファームウェアの起動)」ダイアログの「BOOT (起動)」をクリックします。
工場出荷時の設定でファームウェア イメージを再起動する場合は、「New Firmware (新しいファームウェア)」行の上にマウスを移動し、右側の起動アイコンをクリックして、「BOOT FIRMWARE (ファームウェアの起動)」ダイアログの「Boot with factory default settings (工場出荷時の設定で起動)」オプションを選択し、「BOOT (起動)」をクリックします。
工場出荷時の設定で SonicWall SMA 装置を再起動する前に、必ず現在の構成設定のバックアップをローカル コンピュータに保存してください (「現在の構成設定のコピーをエクスポートする」セクションを参照)。