本記事の対象:
ファームウェア/ソフトウェアバージョン:Gen5 - 5.9以上/Gen6 - 6.2以上
Windows Update の帯域幅制御を行うには、下記の設定を実施します。
ステップ1:ファイアウォール設定 > 帯域幅管理の設定
帯域幅管理種別を「詳細」に設定して、画面上部の適用をクリックします。

ステップ2:ファイアウォール > 帯域幅オブジェクトの設定
帯域幅オブジェクトの管理画面で「追加」をクリックし、以下のように設定します。
名前:任意のもの(この例では For Windows Update とする)
保証帯域幅:0kbps
最大帯域幅:ご希望の帯域幅(kbps/Mbpsで単位を指定。この例では50kbpsとして指定する)
トラフィック優先順位:7 最低
ステップ3:ファイアウォール > 動作オブジェクトの設定
動作オブジェクトの管理画面で「動作オブジェクトの作成」をクリックし、以下のように設定します。
動作名:任意のもの(この例では For Windows Update action とする)
動作:帯域幅管理
帯域幅統合方式:動作毎
送信帯域幅管理を有効にするにチェックを入れ、帯域幅オブジェクトで追加したもの(For Windows Update)を選択
受信帯域幅管理を有効にするにチェックを入れ、帯域幅オブジェクトで追加したもの(For Windows Update)を選択



ステップ4:ファイアウォール > 一致オブジェクトの設定
一致オブジェクトの管理画面で「一致オブジェクトの作成」をクリックし、以下のように設定します。
オブジェクト名:任意のもの(この例では For Windows Update object とする)
一致オブジェクトの種別:アプリケーションリスト
アプリケーション種別:APP-UPDATE(55)
アプリケーション:APP-UPDATE Microsoft(2)選んで、その下のリスト欄に追加



ステップ5:ファイアウォール > アプリケーションルールの設定
アプリケーションルールのグローバル設定で「アプリケーションルールを有効にする」にチェックを入れます。
次に「ポリシーを追加」をクリックし、以下のように設定します。
ポリシー名:任意のもの(この例では Windows Update 帯域幅制御用とする)
ポリシー種別:アプリケーション制御コンテンツ
アドレス/サービス:送信元/送信先ともにすべて
除外アドレス:なし
一致オブジェクト:一致オブジェクトで作成したもの(For Windows Update object)
動作オブジェクト:動作オブジェクトで作成したもの(For Windows Update action)
ユーザ/グループ:含包「すべて」除外「なし」
以上で Windows Update の帯域幅制御の設定は完了となります。