本書は、内蔵のL2TP サーバ機能とMicrosoftのL2TP VPN クライアントを使って、SonicWall GroupVPN SAにL2TP クライアント接続を行うための設定方法を説明します。L2TP クライアント ユーザはSonicWall セキュリティ装置の背後のLANにアクセスでき、またユーザの全てのインターネット トラフィックはVPN トンネル経由でルートされます。これは、分割トンネル構成ではありません。このガイドはSonicOS Enhanced 2.x、3.x、4.x及び5.x ファームウェア向けです。またこのガイドはMicrosoft Windows XP Service Pack 2(SP2)ユーザを対象としています。MicrosoftはL2TP クライアントを更新したため、Windows XP SP2でないまたはSP1ユーザはこのガイドを使用することができません。
SonicWall セキュリティ装置がL2TP接続を受け入れるように構成するため、これらの手順に従って下さい:
Step 1: ネットワーク > アドレス オブジェクトを選択します。
Step 2: 以下のアドレス オブジェクトを追加します:
Step 3: ユーザ > 設定を選択し以下の設定変更を行います:
Step 4: VPN > L2TP サーバから、L2TP サーバを有効にするを有効化し、設定を選択して以下のオプションを定義します:
Step 5: ユーザ > ローカル ユーザを選択します。
Step 6: ユーザを追加し、VPN アクセス リストに以下のオブジェクトを追加します:
補足: 代わりに、これらのネットワーク群をEveruoneもしくはTrusted Users グループに追加することもできます。また、アクセスを必要とするあらゆるアドレス オブジェクトを追加します。
Step 7: ネットワーク > NAT ポリシーを選択し、以下の設定のNAT ポリシーを追加します:
Step 8: VPN > 設定を選択し、WAN GroupVPN ポリシーを以下の設定で構成します:
一般 タブ:
- 事前共有鍵を入力。
プロポーザル タブ:
- IKE (フェーズ 1) プロポーザル
- DH グループ: グループ 2
- 暗号化: 3DES
- 認証: SHA1
- ライフ タイム (秒): 28800
- IPSec (フェーズ 2) プロポーザル
- プロトコル: ESP
- 暗号化: 3DES
- 認証: SHA1
- Perfect Forward Secrecy を有効にする: 無効 (オプション)
- DH グループ: 無効 (PFSが無効の場合は適用できません)
- ライフ タイム (秒): 28800
詳細 タブ:
- ウィンドウズ ネットワーク (NetBIOS) ブロードキャストを有効にする: 有効 (オプション)
- マルチキャストを有効にする: 無効 (オプション)
- この SA を経由しての管理:
- HTTP: 有効 (オプション)
- HTTPS: 有効 (オプション)
- デフォルト ゲートウェイ: SonicWallのパブリック (WAN) IP
- XAUTH を利用した VPN クライアントの認証を要求する: 有効
- XAUTH に使用するユーザ グループ: Trusted UsersまたはEveryone
- 認証されていない VPN クライアントのアクセス許可: 無効
クライアント タブ:
- ユーザ名とパスワードのキャッシング: 常に有効
- 仮想アダプタの設定: DHCP リース
- コネクションの制御: "このゲートウェイのみ" または "すべてのゲートウェイ" (サイト間VPNにアクセスする必要がある場合)
- このゲートウェイをデフォルト ルートに設定する: 有効
- このコネクションのために、グローバル セキュリティ クライアントが稼動していることを要求する: 無効
- シンプル クライアント プロビジョニングに既定の鍵を使用する: 無効
補足: WAN GroupVPN ポリシーが有効(チェックされている)であることを確認してください。
Step 9: VPN > VPN を越えた DHCPを選択し、セントラル ゲートウェイを選んで、設定を選択して以下を調整します:
Step 10: ファイアウォール > アクセス ルールを選択し、以下のVPNからWANへのルールを追加します:
補足:
SonicWallの部分の設定はこれで完了です。
Microsoft Windows XP Professional, Service Pack 2上でL2TP クライアントを設定するには、以下の手順に従います:
接続が確立したら、インターネットへのアクセスが有効になります。内部ネットワークへの接続も有効になります。