SMA 1000: Secure Network Detection (以下SND)の設定について説明します。
ここではバージョン12.4の設定について説明します。
なお、12.4から以前のConnect Tunnel Client は Legacy Connect Tunnel Client、Connect Tunnel Client for Device Guard はConnect Tunnel Client となり旧Connect Tunnel Client for Device Guard が標準のConnect Tunnel Client(以下、DGCT)となっております。Legacy CTとDGCTでは方式が異なりますのでご注意ください。
内容
Connect Tunnel Client(旧Connect Tunnel Client for Device Guard) の場合
1. Secure Networkの判定方法
2. Always on VPN との関連
Legacy Connect Tunnel Client の場合
1. Secure Network の判定基準
2. Always on VPNとの関連
3. その他注意事項
1. Secure Network の判定方法
DGCTの場合、特定の指定したホストの証明書をチェックすることにより、Secure Networkかどうかの判定を行います。証明書のハッシュ値もしくはハッシュ値が指定されていない場合は、証明書の発行CAが信頼できるかで判定を行います。(指定のホストが存在しないなどで)証明書の確認が行えない場合、ハッシュ値が異なる場合、信頼できるCAが発行した証明書でない場合は、Secure Networkではないと判定し、VPN接続を行います。
尚この方法は、バージョン12.3(2020年1月もしくはそれ以降のホットフィックスが適用されていること)、12.4、もしくは 12.4以降で有効です。以前のバージョンの場合は、Legacy Connect Tunnel を使用してください。
ホストの指定はCEM(Configuration Extensions Mechanism)を使用し以下のいずれかのフォーマットで指定します。
HOSTの指定はIPアドレスもしくはFQDN(ただしクライアントが名前解決できること)で、HOST1のみでも可能です。また、ポートはTCP:443を使用しますが、Hostの指定に:で区切りポート番号を指定することにより、任意のTCPポートでの証明書確認が可能です。例:10.1.1.1:8443-SMA1000アプライアンスのインターナルインターフェースの管理GUIのポートで証明書を検査することによりSMA1000の内部ネットワークにいることを確認する。
CEMの設定方法:
2. Always VPN との関連
DGCTでは以前のバージョンと同様のAlways on VPN ではなく、DeviceVPN機能を利用してください。
1. Secure Network の判定基準:
Legacy CT ClientはPCのネットワーク設定とSMAアプライアンスのSystem Configuration > Network Settings の Name Resolutionの設定を比較します。
両方の項目が一致する必要があります。各項目内では部分一致でも可能です。
| PCのipconfig /all の結果 | SMAのName Resolutionの設定 |
| 接続固有のDNSサフィックス | Private search domains: |
| DNS サーバー | DNS servers |
PCのipconfig /all

SMAのName Resolutionの画面

2. Always on VPNとの関連
Always on VPNが有効な場合でも、Secure Network 内ではAlways on VPNが抑止されVPN接続は行われません。
3. その他注意事項:
1. SNDではSecure Networkかどうか確認するため、SMAアプライアンスと通信を行います。Secure Network 内からもTCP:443でSMA アプライアンスにアクセスできるようにしてください。VPN接続は行われませんのでライセンスは消費しません。
2. 該当の接続時に使用されるDevice Zoneの設定内の Advenced の設定項目で Allow user to resume session from multiple IP addresses を必ず有効にしてください。
User Access > End Point Control > ZONES AND PROFILES > Zones
