設定のバックアップ・リストアの手順および注意点について

Description

設定のバックアップ・リストアの手順および留意点について

Resolution

ノート: SonicOS7以降の場合、GUIが異なります。 

ノート: SonicOS6.5から、以前のバージョンとメニュー構成が変更となっています。ここで使用している画像はSonicOS6.5以前のバージョンでの表示となっています。SonicOS 6.5で以前のバージョンと同じ表示にするためには管理GUI左下の三をクリックしてください。

 

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SonicWall UTM製品のバックアップ/リストア方法は2通りあります。

方法 1

バックアップ手順

リストア手順

方法 2

バックアップ手順

リストア手順


方法 1:

システムバックアップ(ファームウェアイメージ+設定ファイル)によるバックアップ/リストア 

 

  NOTE: SOHOシリーズ、TZシリーズ、NSA220、NSA240、NSA250Mではファームウェアイメージ、現在の状態(ライセンス情報、SSL証明書、管理者パスワード)が含まれません。設定ファイルのみです。 そのため、システムバックアップによるリストアには対応しておりません。

  NOTE: 上記以外のGen6シリーズ製品に関しては、ライセンス情報、インポートしたSSLサーバ証明書やルートCA証明書も維持されています。管理者パスワードも維持されます。※システムバックアップによるリストアが可能です。

 

 -バックアップ手順

 1.装置にログイン後、システム > 設定 画面の”ファームウェアの管理”より、「バックアップの作成」をクリックします。

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 2."警告: バックアップを作成すると、既存のバックアップイメージに上書きします。「OK」を選択すると続行します。" とポップアップが出ますので 「OK」 をクリックします。

  左下の ”状況:” にて正常に作成された旨のメッセージが表示されればOKです。

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 -リストア手順

 1.システム > 設定 画面の”ファームウェアの管理”より、"システムバックアップ"  の右端にある起動ボタンをクリックします。 (再起動します)

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 2.バックアップの作成を行った時のファームウェアバージョン+設定ファイルで起動します。

 

 

方法 2:

設定ファイルのエクスポート/インポートによるバックアップ/リストア

 

バックアップ手順

1.  システム>設定で現在のファームウェアのダウンロードアイコンをクリックしてファームウェアをダウンロードします。

2.システム > 設定の「設定のエクスポート」をクリックします。

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3. システム > 証明書 > 表示形式:インポートした証明書とリクエストを選択します。 SSLサーバ証明書やルートCA証明書エントリーがリストされる場合はダウンロードします。イメージのように何も表示されない場合は不要です。 

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リストア手順

リストアのシナリオと手順の概要

(1)現在のファームウェアが、リストアする設定ファイルを取得したときのファームウェアより新しいバージョンの場合

  • バックアップ手順でダウンロードしたファームウェアをアップロードします。
  • アップロードしたファームウェアを工場出荷状態で起動します。
  • 初期IP(192.168.168.168)でX0から管理GUIにログインします。パスワードはpasswordです。
  • SSL証明書のバックアップがある場合はインポートします。
  • エクスポートした設定ファイルをインポートします。IPアドレスがインポートした情報に変わりますので注意してください。
  • 管理者パスワードを設定します。
  • ライセンス同期をします。

(2)現在のファームウェアが、リストアする設定ファイルを取得したときと同じファームウェアの場合

  • エクスポートした設定ファイルをインポートします。IPアドレスがインポートした情報に変わる場合がありますので注意してください。
  • 必要であればバックアップしてあるSSL証明書をインポートします。

(3)現在のファームウェアが、リストアする設定ファイルを取得した時のファームウェアより古い場合

  • バックアップ手順でダウンロードしたファームウェアをアップロードします。
  • アップロードしたファームウェアを現在の設定で起動します。
  • エクスポートした設定ファイルをインポートします。IPアドレスがインポートした情報に変わる場合がありますので注意してください。
    *管理者パスワードやライセンスの情報はインポートした設定ファイルには含まれていません。
  • 必要であればバックアップしてあるSSL証明書をインポートします。

手順の詳細

  1. システム > 設定に進みます。
  2. リストアする設定ファイルをエクスポートしたファームウェアバージョンと、現在のファームウェアが異なるバージョンの場合は、バックアップしたファームウェアをアップロードします。同じバージョンの場合は5に進んでください。ファームウェアのアップロード をクリックし、バックアップしたファームウェアを指定します。
  3. アップロードしたファームウェアの起動アイコンをクリックします。
    現在のファームウェアより古いファームウェアの場合:工場出荷時設定で起動します。
    現在のファームウェアより新しいファームウェアの場合:現在の設定で起動します。
  4. 起動後、工場出荷時設定で起動した場合はX0から192.168.168.168にアクセスします(PCのIPアドレスを適宜変更ください) 。管理者アカウントのデフォルトクレデンシャルはadmin/passwordです。現在の設定で起動した場合は、通常通り管理GUIにログインします。
  5. システム > 設定の「設定のインポート」をクリックします。
  6. 設定ファイルを選択し、インポートをクリックします。(再起動します)

 

  CAUTION: 工場出荷イメージで起動しますとライセンス情報はリセットされますのでMySonicWallの再登録が必要です。 

       再登録する場合はを「◆SonicWall装置の登録の仕方」参照ください。

       閉域NW等によって手動装置登録している場合は「◆UTM/NGFW: 手動で装置登録、及びシグネチャデータファイルを更新する方法 (閉域ネットワーク内でインターネットアクセス環境が無い場合) 」を参照ください。

     

  CAUTION: エクスポートした設定ファイルには管理者パスワードが含まれておりませんのでインポート後に必要に応じて再設定してください。

 また、SSLサーバ証明書やルートCA証明書も含まれておりません。サードパーティ製の証明書をインポートしている場合はインポートしてください。

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