コンテンツフィルタリングサービス(CFS)のライセンスが有効化済みで有効期限内にもかかわらず未購読になります。
これは以下で記した古いバージョンのファームウェアを実行しているSonicWallファイアウォールで発生します。
コンテンツフィルタの状況には、「アップグレードが必要です」と表示されます。

SonicWall ファイアウォール(UTM)装置はライセンス情報を管理するSonicWallのバックエンドサーバとの接続に暗号化通信を使用しています。バックエンドサーバにてCFSに関する同期に使われる暗号化通信の仕様について脆弱性を回避するためのアップデートを行います。
古いバージョンのファームウェアを利用しているファイアウォール装置では、今回のサーバのアップデート後にCFSのライセンス情報の同期ができなくなり、未購読の状態となります。
影響範囲
下記ファームウェアで動作するユニット全て
-SonicOS 5.8: 5.8.4.1-12oより古いバーション
-SonicOS 5.9: 5.9.1.1-38oより古いバージョン
-SonicOS 6.1: 6.1.1.12-41o より古いバーション
-SonicOS 6.1 (NSA 2600): 6.1.2.6-27oより古いバーション
-SonicOS 6.2: 影響ありません
影響のあるバージョンのファームウェアは、新しいバージョンのファームウェアにアップグレードする必要があります。
関連KB
CFS License Synchonization issue on SonicWall UTM - https://www.sonicwall.com/en-us/support/knowledge-base/170505861194665
Gen5およびGen6UTM製品でライセンスサーバとの接続に失敗する - https://www.sonicwall.com/ja-jp/support/knowledge-base/170502605788187.