「設定」ページには、地域 IP フィルタで構成できる設定のグループが表示されます。こうした設定のいくつかの横には、その設定に関する画面上のヒントを表示する (情報) アイコンがあります。
「国」ページには、地域 IP フィルタによって特定の国を遮断するように構成できる設定のグループが表示されます。
地域 IP 除外オブジェクト - 承認された IP アドレスに対するすべての接続の除外リストを設定できます。
リストからアドレス グループを選択します。既定は「Default Geo-IP and Botnet Exclusion Group」です。
地域 IP 除外オブジェクトとは、地域 IP フィルタの遮断から除外する、IP アドレスのグループまたは範囲を指定するネットワーク アドレス オブジェクト グループです。このアドレス オブジェクトまたはグループ内のすべての IP アドレスは、それが遮断対象の国のものであっても許可されます。
例えば、国 A からのすべての IP アドレスを遮断するように設定されており、国 A からの IP アドレスが検出された場合に、このアドレスが「地域 IP 除外オブジェクト」リストに含まれていれば、この IP アドレスとの間の双方向のトラフィックの通過が許可されます。
この機能が正しく動作するためには、国データベースがファイアウォールにダウンロードされている必要があります。このダウンロードが失敗している場合は、ページの右上にある 「状況」 インジケータが黄色になります。緑色の状況は、データベースが正しくダウンロードされていることを示します。
国データベースをダウンロードするには、ファイアウォールがアドレス geodnsd.global.SonicWall.com を解決できなければなりません。
ユーザが遮断対象の国のウェブ ページへのアクセスを試みると、そのユーザのウェブ ブラウザ上に遮断ページが表示されます。
遮断対象の国への接続が一時的で、ファイアウォールがその IP アドレスのキャッシュを持っていない場合は、接続が即時に遮断されないことがあります。結果として、遮断対象の国への接続が時折 AppFlow 監視に現れることがあります。しかしながら、それと同じ IP アドレスへの追加の接続は即時に遮断されます。
次のどちらかをクリックします。