IPv6 専用クライアントが IPv4 クライアント/サーバに対する接続を開始しても、NAT64 トランスレータに届く IPv6 パケットは、次のように通常の IPv6 パケットのように見えます。
これらのパケットは、NAT ポリシーによって処理された後、IPv4 パケットに変換され、再び SonicOS によって処理されます。この時点で、これらのパケットのソースゾーンは WAN であり、宛先ゾーンは元の IPv6 パケットと同じです。これらの IPv4 パケットのキャッシュがまだ作成されていない場合、これらのパケットはポリシー検査を受けます。これらのパケットがドロップされないようにするには、WAN から WAN への許可アクセス ルールを設定する必要があります。
WAN から WAN へのアクセス ルールを作成するには、以下の手順に従います。
「ポリシー | ルールとポリシー > アクセス ルール」ページに移動します。
「+ ルールの追加」をクリックします。「アクセス ルールの作成」ウィザードが表示されます。
以下のオプションを設定します。
| オプション | 値 |
|---|---|
| 動作 | 許可 |
| 変更前: | WAN |
| 変更後: | WAN |
| 送信元ポート | すべて |
| サービス | すべて |
| 送信元 |
すべての WAN IP 「すべての WAN IP」は、ファイアウォールの WAN インターフェースに属するすべての WAN IP アドレスを含む SonicOS によって作成される既定のアドレス グループです。「すべての WAN IP」は設定できません。 |
| 包含ユーザ | すべて |
| 除外ユーザ | なし |
| スケジュール | 常に有効 |
| コメント | サービスを問わない任意のネットワーク間の IPv4 (オプション) |
| 他のすべてのオプション | そのままにしておくか、必要に応じて適宜設定します。 |