SMA 100 10.2.0 リリース ノート

バージョン 10.2.0.8

2021 年 9 月

SonicWall SMA 10.2.0.8 について

SonicWall SMA 10.2.0.8 には、以前のリリースで見つかったさまざまな既知の問題に対する修正が含まれています。詳細については、「修正された問題点」セクションを参照してください。このリリースは、これまでの SMA 10.2 リリースのすべての機能と修正された問題点をサポートします。

アップグレードに関するナレッジ ベース記事

SMA 装置をアップグレードする前に、次のナレッジ ベース記事を参照してください。

互換性とインストールの注意事項

SMA 10.2.0.8 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。

SonicWall SMA 10.2.0.8 は、以下の SonicWall 装置でサポートされます:

  • SMA 200/400

  • SMA 210/410

  • ESXi 用 SMA 500v (ESXi 用 SonicWall SMA 500v は、VMware ESXi 5.0 以降への展開がサポートされています)

  • Hyper-V 用 SMA 500v (Hyper-V 用 SonicWall SMA 500v は、Hyper-V Server バージョン 2016 と 2019 以降への展開がサポートされています)

  • AWS 用 SMA 500v

  • Azure 用 SMA 500v

SMA 10.2.0.8 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。

  • CSC にログインするには、cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。

  • SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。

詳細については、「プラットフォーム別の機能サポート」および「10.2.0.8 でリリースされたクライアントのバージョン」を参照してください。

プラットフォーム別の機能サポート

すべての SonicWall SMA 装置が主要な Secure Mobile Access 機能をサポートしていますが、すべての SonicWall SMA 装置上ですべての機能がサポートされるわけではありません。SonicWall SMA 装置は、以下を含むほとんどの主要な Secure Mobile Access 機能を共有します。

  • 仮想オフィス

  • NetExtender

  • アプリケーション オフロードと負荷分散

  • ウェブ アプリケーション ファイアウォール

  • 地域 IP とボットネット フィルタ

  • エンド ポイント制御

  • キャプチャ ATP

  • CSC 管理とレポート

SonicWall SMA 200/210 でサポートされない機能

以下の機能は SonicWall SMA 400/410 でサポートされていますが、SonicWall SMA 200/210 ではサポートされません。

  • アプリケーション プロファイリング

  • 高可用性

AWS と Azure 用 SonicWall SMA 500v でサポートされない機能

  • 高可用性

10.2.0.8 でリリースされたクライアントのバージョン

NetExtender クライアントのバージョン

以下に、本リリースで導入されている NetExtender クライアント バージョンのリストを示します。

説明バージョン
NetExtender Linux RPM 32 ビットNetExtender.Linux-10.2.827-1.i686.rpm
NetExtender Linux RPM 64 ビットNetExtender.Linux-10.2.827-1.x86.64.rpm
NetExtender Linux TGZ 32 ビットNetExtender.Linux-10.2.827.x86.tgz
NetExtender Linux TGZ 64 ビットNetExtender.Linux-10.2.827.x86_64.tgz
NetExtender WindowsNetExtender.Linux-10.2.314

SMA Connect Agent のバージョン

以下に、本リリースでサポートされている SMA Connect Agent のバージョンのリストを示します。

説明バージョン
SMA Connect Agent Windows1.1.37
SMA Connect Agent macOS1.1.30

製品ライセンス

SonicWall Secure Mobile Access 10.2.0.8 ファームウェアは、SonicWall SMA 装置上でユーザ ベースのライセンスを提供します。ライセンスは SonicWall ライセンス マネージャ サービスによって制御されており、MySonicWall アカウントを通してライセンスを追加できます。未登録の装置は、そのモデルに対する既定のライセンス割り当てをサポートしますが、MySonicWall からの追加のライセンスを有効化するには装置を登録する必要があります。

ライセンス状況は Secure Mobile Access 管理インターフェース内にある「システム > 状況」ページの「ライセンスと登録」セクションに表示されます。「システム > 診断」ページ上で生成されるテクニカル サポート レポートには、装置で現在利用可能な総ライセンス数およびアクティブ ユーザ ライセンス数が表示されます。

ユーザが仮想オフィス ポータルへのログインを試みて、利用可能なユーザ ライセンスがなかった場合は、ログイン ページに「ユーザ ライセンスが不足しています。管理者にお問い合わせください。」というエラー メッセージが表示されます。すべてのユーザ ライセンスが使用中の状態で、ユーザが NetExtender クライアントを起動した場合も同様のエラーが表示されます。これらのログイン試行は同様のメッセージとともにログ エントリに記録され、「ログ > 表示」 ページに表示されます。

装置のライセンスを有効化するには、以下の手順に従います

  1. 管理者としてログインし、「システム > ライセンス」ページに移動します。

  2. サービスの購読アップグレード、及び更新」リンクをクリックします。

    「MySonicWall ログイン」ページが表示されます。

  3. MySonicWall アカウントの資格情報をフィールドに入力して、MySonicWall にログインします。これは、装置を登録した、またはこれから登録するアカウントである必要があります。MySonicWall ウェブ インターフェースで装置のシリアル番号が既に登録されている場合も、装置自体のライセンス情報を更新するためにログインする必要があります。

    MySonicWall によってシリアル番号と認証コードが自動的に取得されます。

  4. 装置を説明する名前を「ニックネーム」フィールドに入力し、「適用」をクリックします。

  5. 登録の確認が表示された後で、「次へ」を選択します。

  6. 必要に応じて、その他のサービスのライセンスのアップグレードや有効化を行います。

  7. 有効化の後、装置で「システム > ライセンス」ページを参照すると、アクティブなライセンスのキャッシュされたバージョンが表示されます。

アップグレード情報

アップグレードの情報については、次のナレッジ ベース記事を参照してください: アップグレードに関するナレッジ ベース記事

SMA のアップグレードは、順番に行うことを推奨します。例えば、SMA 8.6 を実行している SMA 装置の場合、まず 9.0.0.10 にアップグレードしてから、10.2.0.8 にアップグレードします。

最新ファームウェアの取得方法、SonicWall 装置のファームウェア イメージのアップグレード方法、および他の装置から構成設定をインポートする方法については、サポート ポータル (https://www.sonicwall.com/ja-jp/support/technical-documentation) から入手できる『SonicWall SMA アップグレード ガイド』を参照してください。

高可用性ペアのアップグレード

SMA 高可用性ペアでファームウェアをアップグレードするには、次の手順に従います

  1. アクティブ装置 (ノード 1) に新しい SMA ファームウェアをアップロードします。

  2. アクティブ装置 (ノード 1) で新しいファームウェアを起動します。

  3. ノード 1 が起動している間、アイドル装置がアクティブになります (ノード 2)。

  4. アクティブ装置 (ノード 2) に新しいファームウェアをアップロードします。

  5. アクティブ装置 (ノード 2) で新しいファームウェアを起動します。

2 台の装置が再起動した後、高可用性ペアは新しいファームウェアで完全に更新されます。

クライアントのアップグレードについて

ファームウェアに新しいクライアント バージョンが含まれる場合、クライアントは通常自動的にアップグレードされます。

NetExtender クライアントが Windows MSI インストーラでインストールされている場合は、自動的にアップグレードされません。

修正された問題点

このセクションでは、本リリースで修正された問題点のリストを示します。

問題番号問題の詳細
SMA-2144フェイルオーバーが不規則に発生することによって、高可用性 (HA) が安定しません。
SMA-2184Duo の PUSH プロキシ スクリプトが意図したとおりに動作しません。
SMA-224310.2.0.5-29 バージョンにアップグレードした後に、EPC の更新が失敗します。
SMA-2344SAML ユーザが SMA 500v 装置にログインできません。
SMA-234510.2.0.6 にアップグレードした後に、アプリケーション オフロード ポータルが読み込まれません。
SMA-2432NetExtender RPM パッケージに "libNetExtenderEpc" ファイルが含まれていません。
SMA-2435CIFS/SMB ブックマークのファイル名に 14 文字以上の日本語が含まれる場合、ファイルのダウンロードに失敗します。
SMA-2436バージョン 10.2.0.6-32 にアップグレードした後に、Azure 用 SMA 500v の CPU 使用率が 100% と高く表示されます。
SMA-2437SRA Cookie の「HTTP のみ」が有効化されている場合、エラー「Insecure configuration of Cookie attributes (安全でない Cookie 属性の構成)」が表示されて、PCI スキャンが失敗します。
SMA-2438HTTP ブックマークに、誤ったスペイン語の文字が表示されます。
SMA-2439デバイス リスト ページでデバイス情報を検索した際に、デバイス情報の編集と削除ができません。
SMA-2445最新のファームウェア バージョンにアップグレードした後に、旧モードと新モードの両方でエラー「有効な Cookie ドメイン名ではありません」が表示されます。
SMA-2446新モードで DUO 認証をした後に、仮想オフィス ブックマークがパスワードを転送しません。
SMA-2448バージョン 10.2.0.6 にアップグレードした後に、FTP バックアップが意図したとおりに動作しません。
SMA-2449構成した日次バックアップ スケジュールが意図したとおりに動作しません。
SMA-2458Azure AD LDAP にリンクされたローカル LDAP の RDP ブックマーク SSO が失敗します。
SMA-2462Citrix ブックマークの SSO 認証が意図したとおりに動作しません。
SMA-2530X1 インターフェースで HTTP と HTTPS を無効にしているにもかかわらず、ユーザが X1 インターフェースを介して管理にアクセスできます。
SMA-2533電子メールでログを送信できません。
SMA-2535Kaspersky EPC が、すべての属性のバージョンしか確認しません。
SMA-2548NetExtender で接続すると、DNS タブにすべての DNS 接尾辞が表示されません。
SMA-2563フォルダ内のファイル名に ASCII 以外の文字が含まれている場合、フォルダのダウンロードに失敗します。
SMA-2620バックアップ システムがプライマリの役割に切り替わらず、IP の所有権を得ることができません。
SMA-2636「VPN 常時有効」で、ワンタイム パスワードのパスワード タイムアウトが意図したとおりに動作しません、
SMA-2642周辺機器 ID の EPC 確認が失敗します。ユーザ PC のシリアル番号には PC のシリアル番号ではなく、「System Serial number (システム シリアル番号)」が表示されます。
SMA-2647設定のインポートができず、SMA 装置へのログ記録に失敗します。
SMA-2664HTTP DoS 設定により、オフロード ポータルが破棄されます。
SMA-2690SAML 認証で、SMA Connect が NetExtender を起動しません。
SMA-2707"X-Frame-Options" に "sameorigin" が設定されている場合、フレームが表示されません。
SMA-2717バージョン 10.2.0.6 にアップグレードした後に、Mac のウェブ ユーザが RDP ネイティブ クライアント ブックマークを開けません。
SMA-2720新 UI モードで SMS ワンタイム パスワード オプションに切り替えると、常にワンタイム パスワードが起動されます。
SMA-2727ワンタイム パスワードのユーザ裁量が有効の場合、ユーザ ポータルに設定オプションが表示されません。
SMA-2736バージョン 10.2.0.6 のファームウェアで、ブックマークに登録されているウェブ サイトの日本語が文字化けします。
SMA-2741エラー メッセージ「Update Signature failed, error code 500 (シグネチャの更新に失敗しました。エラー コード 500)」により、シグネチャの更新が頻繁に失敗します。
SMA-2759Azure AD SSO で正常に認証した後に、タブのリソースが利用できません。
SMA-2766新モードで、ユーザが作成したブックマークを編集できません。
SMA-2807ユーザが期限切れパスワードを使用してログインしようとした際に、RADIUS 認証で問題が発生します。
SMA-2818新モードで、RADIUS のチャレンジ/レスポンス認証が意図したとおりに動作しません。
SMA-2819HTTP ブックマークに、誤ったフランス語の文字が表示されます。
SMA-1583いくつかのウェブ ブラウザで、アプリケーション オフロード ポータルの機能にアクセスできません。
SMA-2822SMA 装置で電源障害が発生した際に、保存されたデバイス ID が消去されます。
SMA-2823バージョン 10.2.0.6 にアップグレードした後に、アプリケーション オフロード ポータルに変換の問題があります。
SMA-2825NetExtender (MSI) による初めてのログインで、判読できないルートが表示されます。
SMA-2876ネットワークの変更を検知した際に、「VPN 常時有効」を有効にした NetExtender が自動的に再接続しません。
SMA-2934SMA100 で、認証されない任意のファイルを削除する脆弱性。
SMA-2957SMA100 で、認証された任意のコマンド インジェクションの脆弱性。
SMA-2973公開しているポータルに、プライベート IP が表示されます。
SMA-3002Net-SNMP パッケージに、NULL ポインタの確認が不十分である脆弱性があります (SNMP DoS)。
SMA-3015高可用性でのコマンド インジェクションによるローカル権限昇格。

確認されている問題点

問題番号問題の詳細
SMA-2276強制方式」が「既存のセッションからログアウトしたことを確認する」に設定されている場合でも、最初のユーザ セッションが自動的にログアウトされます。
SMA-2662電子メール アドレスに "-" 記号が含まれていると、電子メールでの設定のバックアップに失敗します。
SMA-2765ウェブ アプリケーション ファイアウォールが有効か無効にかかわらず、Teams のカレンダーの同期に失敗します。
SMA-2893ワンタイム パスワードが入力されていない状態でも、「安全なネットワークの検出 (SND)」が検知されます。

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